ANAの国内線のプレミアムクラスを初めて乗る方は、色々と戸惑うことかと思います。
優先搭乗は必ずしもすべきではない
プレミアムクラスに搭乗する際には、空港内のANAラウンジを利用できます。
また、優先搭乗のメリットもあります。ダイヤモンドメンバーに続いて、スーパーフライヤーズ、プラチナ、スターライアンゴールドメンバーと並んで、プレミアムクラスに搭乗する乗客も引き続いて優先搭乗することができます。
ただしプレミアムクラスは機体の前方座席なので、1番早く座ったとしても後から乗ってくる乗客を待っていないければなりません。またその際には、後に乗ってくる乗客にジロジロ見られながら座っていなければなりません。
これを優越感と取るか、ストレスととるかは人それぞれなので何とも言えないですが、私はジロジロ見られるのは好きではないので、最後のほうに乗っていました。
CAの挨拶にもしっかり応える
プレミアムクラスに乗ると、タイミングを見計らって客室乗務員の方がご挨拶に来られます。恥ずかしてく目を伏せてしまいがちですが、そこはしっかりとアイコンタクトを取りながら、挨拶をするのは乗客のマナーでしょうか。
以前キャビンアテンダントの方とプライベートでお話しした時、サービスに慣れているお客さんは、アイコンタクトをしっかりされると言う話を聞いたことがあります。
コートを羽織るような季節であれば、「コートをお預かりしましょうか」と言う言葉もありますし、「どんな新聞を読みますか」と言う問いかけもあります。新聞は朝日、読売からスポーツ新聞まで取り揃えているようです。私はiPadで本を読んだりするので、特に新聞を持ってきてもらったことはありません。
手荷物は前の座席の下に置けない
また大切なことなのですが、プレミアムクラスでは前方席を下に手荷物を置くスペースがありません。したがって手荷物は膝の上に置くか、上部の荷物入れに収納することになります。
何も知らないまま足元に荷物を置いていると、CAさんにさらっと注意されます。ここは初心者と思われてしまうので注意しましょう。
機内サービスは存分に楽しもう
さて飛行機が離陸してベルト着用サインが消えると、機内サービスが始まります。食事の時間帯であれば、プレミアム御膳が、そうでなければSABOがサーブされます。
アルコール類は基本的には飲み放題なので、少しでも元をを取りたいと思う方は、どんどん飲めば良いと思います。アルコールのリストについては、前方席の座席ポケットに収納されています。
アルコールドリンクで最もポピュラーなのは、スパークリングワインらしいです。実際にプレミアムクラスに乗ってみても、半分ぐらいの方がスパークリングワインを注文されているような印象です。
このほかにも日本酒、焼酎、ウイスキーなどを注文される乗客の方もいました。私は小ボトルで提供され、持ち帰れるという観点から、白ワインをもっぱら注文していました。
さてドリンクがサーブされると、引き続いてプレミアム御膳がサーブされます。基本的には暖かくはないので、紙コップに入った熱々のお味噌汁と一緒に提供されます。もちろん路線や時間帯によっては、プレミアムSABOと呼ばれる軽食類がサーブされることもあります。
サービスはテキパキと行われる
ドリンク、食事のサービスは結構急いだスピードで行われます。東京-千歳間ぐらいであれば、実際の飛行時間は60分ほどで、ベルト着用サインが消えてから再び点灯するまでは1時間もないので、結構せわしない印象です。
なので機体が揺れてベルト着用サインがなかなか消えないときなどは、時間内にご飯くるかな?と思って、乗客のこっちがそわそわしてしまうほどです。
サービスも終わり・・・
機体が降下を開始し、目的地が近くなると再びキャビンアテンダントの方がコートを持ってきてくれます。この時もしっかりとアイコンタクトをしながらありがとうと言葉を言いたいものです。
着陸し、駐機場に到着するといよいよ降機の開始です。1番初めに飛行機を降りられると言うのもプレミアムクラスの特権かもしれません。
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