札幌 – 稚内 – 網走自転車ツーリング紀行(3日目・羽幌ー稚内)




稚内市の天気:くもり時々はれ
最低・最高気温:23.2/28.0℃
走行距離:135km

135kmのスタートは少しが天気悪かった

今日の目的は稚内です。標識にある通り130キロの道のりなので、朝8時には宿を出ました。

宿の主人に昨晩聞いていた事ですが、羽幌から北に向かう国道232号線は、海岸沿いでありながら100ー200mのアップダウンが何回も続き、かなり苦しい出だしとなりました。

しかしながら交通量は少なく路肩も広いため、走りやすさは札幌の比ではありません。

この日は霧が強く、ご覧のように視界が悪かったのです。

途中小雨のような天候の時間帯もあり、メガネのレンズに水滴がついて前が見えない事態にもなりました。そんなこんなで結構つらい道のりを3時間くらい進みます。130キロのプレッシャーもあったので、あまり休憩をとらずに進みます。

これは天塩町付近の農場、農道の写真ですが、道北とよばれるところまでくるとさすがになにもありません。

天塩町到着

羽幌町、初山別村、遠別町を抜け、天塩町に到達します。

天塩町の道の駅でいくら丼を食べたあと、サロベツ平原を抜ける海岸側の道道106号線に入ります。

天塩町からは内陸の国道232号、40号を経由して稚内に至るルートと、海岸の道道106号線を経由して稚内に至る2つのルートがあります。地図でみたところ海岸線の方がアップダウンが少なそうだったので、こちらを選択します。

道道106号に入ってすぐに、一列に28基もの風力発電のプロペラが並ぶオトンルイ風力発電所が見えてきます。

プロペラの真下に行ってみると、意外と速く回転しています。またプロペラがかなり大きいため圧迫感もあります。ちなみにこの風力発電所ではツアーも開催しているようでした。

サロベツ原野に入る

オトンルイを抜けるといよいよサロベツ原野に入ります。

この原野にはこの旅で一番、本当になにもありません。

オンルトイから稚内の手前まで30キロくらいありますが、信号機は1つか2つしかなく、容易に無視できるものです。しかも信号機のそばにはラーメン屋が一軒あるのみで、まさに原野です。

追い抜いて行くのはツーリングで来ているバイクのライダーと、レンタカーを意味する「わ」ナンバーの車だけです。

稚内まで30キロ。100キロも走りました。ここら辺りから東を向くと、利尻富士が見えるらしいのですが、この日は天候があまり良くなく、山の輪郭を追う事さえ出来ませんでした。

ついに稚内到着。お祭りもあり

稚内に到着しました。今日のお宿は稚内モリシパユースホステルです。宿に入ってから稚内駅に行きます。

宿に入った後にまた自転車に乗らなければならないのが、ツーリング旅のつらいところです。

稚内駅は稚内でも有数の観光地らしく、列車で来た観光客、そうでない観光客も写真を撮っていました。

さらに夜、稚内みなと祭りが開催されていたようで稚内駅前の商店街はたいへんなにぎわいでした。

この日宿泊したモリシパユースホステルは宿泊者がほとんどがライダーのようでした。東海地方からきた自転車ライダーや、バスでやってきた東京大学の学生など、夏休みという事もあっていろんな人がいました。

日本最北端の都市だけあって、多くの人を惹き付けるようです。










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