札幌 – 稚内 – 網走自転車ツーリング紀行(2日目・滝川ー羽幌)




留萌市の天気:晴れのちくもり
最低・最高気温:24.3/32.9
走行距離:100km

8時ごろに滝川を出発

昨日よりは長い距離を走るという事で、8時くらいに出発しました。まずは滝川の少し北にある、江部乙(えべおつ)を目指します。

旭川に向かう国道12号線を後にし、一般道道279号線を経由して、275号線に入ります。旭川につながる12号線とは違って、交通量が一気に減ります。

少し北に行くと、ひまわり畑で有名な北竜町を通過します。

ツーリングマップルによると「日本一のひまわり畑で100万本のひまわりが丘一面黄色に染まる」とありますが、遠目に見た感じではあまり黄色っぽくなかったので、スルーします。

北竜町というだけあって、竜をあしらった門が見えます。ここは道の駅なんでしょうか。

留萌方面へ向かう

さらに北に進むと深川を起点とする国道233号と交差します。留萌に向かう予定だったので、国道275号を左に折れて233号を進みます。

国道233号は交通量がほぼありません。これは深川留萌自動車道が深川ジャンクションから分岐して、幌糠まで続いている事に依るんだと思います。

一般道に歩道はなく、ところどころ路肩が狭い部分もありますが、1台/分程度しか車両の通過がないので、気持ちよく自転車を漕げます。

途中、深川留萌自動車道の分岐を右に見つつ、留萌に向かいます。

自動車道の終点を超えると、予想通り交通量が増えます。自動車道を留萌まで延伸するための工事をしているようで、砂利を積んだダンプがびゅんびゅん追い抜いて行きます。

(2017年現在留萌大和田ICまで延伸されているようです。留萌ICまでは2019年に開通予定とのこと)

留萌本線の藤山駅に立ち寄ります。朝夕しか電車がないのかと思いきや、時刻表を見ると意外と2時間に1本くらい走っているのですね。

(この時は、留萌 – 増毛までの鉄路も運行されていましたが、すでに廃止されてしまいました。この路線もどうなるかはわかりません。。)

留萌市街地に到着

道中は峠らしい峠もなく、体力を消費する事なく留萌の市街に到着しました。

気象庁のデータでは最高気温32.9℃となっていますが、留萌市に設置してある大型の温度計は35℃を示していました。確かに北海道にしては暑い。

左手に見える市街地が留萌です。以前はニシン漁や炭坑の積み出し港として栄えた街のようですが、今やその面影はなく、自衛隊の駐屯地を置く事によってかろうじで街の活気を保っている印象を受けました。

オロロンラインを経由して羽幌まで

留萌を少し北に進むと、国道232号線、通称オロロンラインに入ります。

青い海、青い空、緑の丘陵を前面にみつつ、さらに追い風を受けながら22~23km/hで北に向かいます。バイクでこの道を通るライダーも多く、ほとんどが手を挙げてくれます。

走りやすくて、景色も良い。まさに自転車ツーリングのためのような道です。

苫前町の手前には、風車がたくさん並ぶ風景を見ることができます。

留萌を超えてから追い風とともに進んだ結果、3時前には羽幌に到着してしまいました。

宿はドミトリーでしたが、長期滞在している方、バスを乗り継いでやってきた観光客、ライダーなどいろんな人がいました。

この羽幌という街は天売島、焼尻島に向かうフェリーの出発地となっており、小さい町ながらもなにかと面白い町であります。

バスを乗り継いでやってきた方にお話を聞くと、天売島、焼尻島は観光地化されておらずオロロン鳥が見られることから、密かに人気のスポットであるようです。

北海道に住んで数年経ちますが、天売島、焼尻島の話を聞いた事はほとんどありません。北海道で島と言えば礼文島、利尻島になっちゃいますからね。

ちなみにこの天売島、焼尻島も古くはニシン漁で栄えていたそうです。










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