慣れないアメリカの空港から出発する航空機に乗るためには、どれぐらい前に空港に到着すれば良いのでしょうか。
アメリカではセキュリティーチェックに長蛇の列ができることも珍しくありませんが、空港にどんなに早く到着しようとも、早すぎることはありません。
アメリカでは出国審査がない
アメリカでは、出国審査と言うものがありません。日本で言う国内線の保安検査場を通過すれば最後、手続きを踏むことなく日本に戻ってくることができます。
日本で言うところの出国審査がないわけですね。なのでアメリカを出る時にパスポートにハンコが押されることもないわけです。去る者追わず、といったところでしょうか。
これはアメリカ国内で乗り継ぐ場合も同様です。
例えばアメリカの地方都市の空港の保安検査場を通過し、ハブ空港まで乗り継ぎを行えば、ハブ空港では保安検査や出国手続き等を行うことなく、日本への航空機に搭乗することができます。
したがって考えるべき時間は、手荷物を預けたり、航空券を発券したり、保安検査場通過する時間と言うことになります
保安検査場を通過するのに時間がかかる
しかしここはアメリカですから、いろいろな時間の遅れと言うものをここでしなければなりません。
1番時間のかかるのは、やはり保安検査場を通過する時でしょう。日本と違って靴を脱いだり、ベルトを外したりというのを求められます。
そして日本のように手荷物を捌いてくれるわけでもなく、搭乗券を発券してくれるわけでもなく、セルフサービスです。なので余計に時間がかかります。
したがって保安検査を行う空港や時間帯によっては、長蛇の列ができており、これだけで30分から1時間を費やしてしまうこともあります。
また、自分の便がの出発が迫っているからといって、早く保安検査場を通してくれるとも限りません。
荷物を預ける際も注意が必要
また手荷物の預けるということにも注意が必要です。
私自身の経験では、アメリカの空港はチェックイン等の手続きに関しては全体的に自動化・機械化されており、手荷物を預けることに関して長く並ぶことはないでしょう。
ただし、 1回だけスーツケースを預けようとしたところ、重量がオーバーしており、150ドルぐらい払うか、スーツケースの中身を出して軽くしろと言われたことがありました。
当然スーツケースの中身を出してスーツケースを軽くするわけですが、この作業に10分ぐらいかかります。思わぬところで時間がかかる場合もあるわけです。
広いターミナルを移動するにも時間がかかる
このほかアメリカの空港はターミナルが非常に大きいので、保安検査場を通過してから目的の搭乗ゲートまで20分ぐらい歩くと言うことも珍しくありません。
もちろん慣れないターミナルですから、迷う場合も十分考えられます。やはり余裕を持って空港には到着するべきです。
したがっていろいろな事情を考慮すると、アメリカ国内で乗り継ぎのか、そのまま国際線で日本に帰国するのかどうかということにあまり関係なく、余裕を持って2時間前ぐらいには空港に着いておきたいものです。
日本の国内線であれば30分や1時間前でもまあまあ余裕を持って搭乗することができますが、アメリカの場合では、おそらくかなり厳しいのではないかと思います。
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