冬季間の新千歳空港にとって、積雪による飛行機の欠航は避けられないものです。
プライベートな用事であれば、何時間待っても良いと思うのですが、これが仕事や受験なんかに関わってくるようだと大変です。
冬季間の新千歳空港は欠航しやすい
上の画像は、ある冬の日の新千歳空港の運行状況です。
大手の航空会社では一部運行している航空機もありますが、多くの便には欠航が生じています。
特に低価格な航空便を運行している航空会社の飛行機は、概ね欠航しているようです。
現在新千歳空港には2本の滑走路がありますが、外国人旅行客の増加などに伴って、運行状況はかなり過密になっているようです。
冬の期間に雪が降ったりなどすれば、飛ばすべき飛行の準備や離陸時間に関して除雪が追いつかず、やむなく飛行機が欠航してしまうことがあるようです。
新千歳が大雪でも旭川空港は定刻であることが多い
次に同じ日の旭川空港の運行状況をよく見てみましょう。
なんと全便が問題なく運行されているのです。
もちろん、同じ日の運行状況だからと言って平等に比較することができません。新千歳空港の方が旭川空港よりも天候が悪い可能性は十分ありますし、たまたまそのような日だったのかもしれません。
実際のところはこの日は、北海道全土が低気圧に追われて、ほとんどすべての北海道の地域で暴風と降雪が見られました。
このように北海道地方においては、新千歳空港が雪による欠航が発生している場合においても、旭川空港は問題なく飛行機が運行されていることがよくあります。
なぜ旭川空港は雪に強いのか?
これは旭川空港が新千歳空港に比べてダイヤに余裕があることなどが可能性として挙げられています。
ダイヤに余裕があるめに、滑走路閉鎖して一生懸命に除雪を進めていけば、再び離陸・着陸ができるような滑走路の状態に戻すことができるらしいのです。
したがってどうしても飛行機で移動しなければならない場合などは、新千歳空港発着する飛行機ではなくて、旭川空港を発着する飛行機を利用してみるのも、大雪によるを回避する有力な手段といえるでしょう
しかし例えば新千歳空港で一夜を明かす必要が出てきたり、または関西地方や九州地方と北海道を往復しなければならないような場合には、旭川空港の路線を利用するのも充分検討に値する選択肢かと思われます。
雪の日は旭川空港、ぜひ心得ておきたい選択肢です。
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