ANAがピーチアビエーションを子会社化

ANAがLCCの一角であるピーチアビエーションを子会社化すると言うニュースが流れてきました。

ANAがピーチを子会社化

大手航空会社の「ANAホールディングス」は、グループの格安航空会社、「ピーチ・アビエーション」の株式を買い増し、保有比率を今の39%から67%に引き上げて子会社にすると発表しました。

発表によりますと、「ANAホールディングス」は、現在、39%の株式を保有しているグループのLCC=格安航空会社「ピーチ・アビエーション」について株式を買い増して子会社にします。

NHKニュースウェブ(http://www3.nhk.or.jp/news)

 

ピーチアビエーションは関西空港を拠点に格安の航空運賃で国内の主要都市に航空機を運行している、日本を代表するLCCの1つです。最近ではアジア各国との国際線も運行し始めました。

ANAの狙いは

ANAが今回ピーチを子会社化した背景には、より収益力のある路線に自社の運行を集約させたいと言う意図があるのでしょうか。

事実ここ数年の間、ANAが本来運行していた地方路線は次々に系列企業であるスターフライヤーやソラシドエア、エアドゥなどに移管されています。主に九州や北海道を結ぶ路線は、新千歳や福岡便などを除いて、多くがこれらの系列会社の運行になってきました。一方で収益力のある羽田空港と地方の主要都市を結ぶ路線は引き続きANAが運行しています。

確かに収益の安定しない地方路線を関連会社に委託し、自社は収益力の高い路線だけを運行する、または国際線と乗り継ぎが望めるような国内線だけを運行すると言うのは、経営の観点からはきわめて真っ当な判断かもしれません。

LCCとの競合

一方ではLCCとの競合問題もあります。安さを求める利用者にとってはLCCは非常に魅力的で、頭打ちの国内線利用者を将来的にLCCに奪われていく可能性もあります。

今回の子会社化は、よりフレキシブルな戦略が組みやすいのに加えて、将来的に少ないパイを奪い合う、競争相手を潰すというような側面もあったのかもしれません。

将来的には

一方では、将来的には地方と地方結ぶ路線はすべてピーチが運行していると言うような事態も起きてしまうかもしれません。LCCは運賃が安い代わりに預け荷物や座席指定などでは制限される部分も多く、必ずしも全てのすべての利用者にとって使い勝手が良いわけではありません。

サービスを維持しつつ、収益を維持しつつ、顧客満足度を高める努力を期待したいところです。

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