ジェノヴァは神戸みたいな街だった
ジェノヴァは人口65万人の歴史ある都市で、海洋貿易で栄えヴェネツィアと共に二大海洋共和国として覇権を競いました。現在はイタリア第一の湾口施設を誇る港町となっています。
ジェノヴァは港のすぐ後方に山があり、港と山の間に市街地が広がっています。また高架道路があるため、さながら神戸の街のようです。
リヴェイラは綺麗な海岸あり
チンクエテッレとはリヴェイラの終点ラ・スペツィアの西にほぼ等間隔で並んだかつての5つの漁村の総称です。このあたりは近隣の村、島を含めて世界遺産に登録されています。
この一帯は、交通手段を船に限られた時代が長かったために、時の流れに置き去られたようなひなびた集落が残り、独自の文化が育まれたと言います。
このあたりは山から見下ろすその風景もすばらしいですが、夏は海水浴のできるビーチリゾートとして賑わっているようです。
村々はかなりこじんまりとしており、自動車の進入は制限されているため、観光客全員が駐車できるほどのスペースがなく坂道を登ったところまで縦列駐車されていました。
我々もなんとか駐車スペースを見つけることができ、村にはいることができました。
ビーチはというと、砂浜だけ見ればカンヌよりもより賑わいがある様相でした。
まず海が青い。遠浅になっているためか、海岸近くは水色であるところを境に青になるというようなビーチでした、
さらに村はちょうど湾になっているところの一番深いところに位置しているので、ビーチにやってくる波は集約され、台風のようなずいぶん高い波を体験する事か出来ます。
2時間くらいしか滞在しないだろうということで、パブリックの無料のビーチに向かいました。海に入ってみると時間が3時ごろであったためか海水は十分に温められていて、快適に海に入ることができました。
波は浜辺で観ていたよりも高く、さながら波の出るプールにいるかのようでした。強力な押し波や引き波を体験することもできます。沖に出てしまうと浜辺に戻ってくるのが結構つらく、どの海水浴客も沖の方までは泳いでいかない感じでした。
このリヴェイラ海岸のすごいところは、トップレス美女の多さにもあると思います。浜辺に10分もいれば、ブラをはずしたトップレスの美女を目撃することができます。さらにパブリックのビーチでは更衣室を利用するにもお金がかかるので、いきなり砂浜で若い女性の生着替えが始まったりします。
このように書いてしまうと男性のエッチな視線がいやらしいと思われるかもしれませんが、ボディラインが美しいとは言えない女性がビキニを着て堂々と歩いていたり、ここはベットの上なのかと思えるほどに絡み合っている男女がいたりと、カップルでこれば女性も楽しめるスポットなのかもしれません。
フィレンツェへ向かう。イタリア人の運転は荒い
リヴェイラ海岸を観光し終えて、一路フィレンツェに向かいます。
さてフィレンツェまでは山の中を走っている高速道路を使うのですが、そこに入るまで10kmほどの山道を上がっていかなければなりません。
この山道を降りてくる車は猛スピードでしかも対向車線をはみ出しており、さらに対向車とすれ違う時には減速せずにカーブに突っ込んできます。これは西ヨーロッパの山道すべてにだいたい共通して言えることなので、くれぐれもヨーロッパの一般道を運転される際はご注意ください。
車の旅なので、郊外の駐車場がある宿に泊まっていくわけですが、今回の宿はサッカー場に隣接しておりました。
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