高速道路の車中泊、途中の町にあるダリ美術館を経て一路バルセロナに向かいます。
フランスの高速道路事情
フランスの高速道路は有料なので、ある地点では自動発券機からチケットを取って、ある区間だけ走れば料金所でお金を支払います。
フランスをはじめて運転するのであれば、青色の下向き矢印が出ているレーンに入ることです。ここに入れば人がいるのでなんとかなります。
ちなみにフランスの高速料金はというと、日本の半分~1/3くらいと考えてよいと思います。120km/hで3~4時間くらい走り続けて24ユーロ (3000円)だったと思います。
インターネットで少し調べたのですが、フランスの高速道路料金に関してはっきりとした料金体系を知ることはできませんでした。ただ都市の中心部へ入る区間は無料であることが多かったように感じています。
ピレネー山脈を超えダリ美術館へ
フランスの南端、スペイン国境に近くなると高速道路も上り勾配になり少しずつ坂道になってきます。フランスとスペインの国境にはピレネー山脈という山が連なっており、この高速道路も山脈の東端を越えるらしいのです。
さて、車中泊の地点から250kmくらい走ったところにダリ美術館があります。
ダリ美術館はダリの生地フィゲラスの町はずれにあります。かつて市立劇場だったこの建物はスペイン内戦中にフランコ率いる反乱軍の爆撃によってほとんど破壊されました。
近くで見るのと、遠くでみるのとでは、見える像が異なります。こんな感じのトリックアートが、何個かあります。
ダリ美術館はというと絵を鑑賞するだけの美術館ではなく、絵を立体的に見せるような仕掛けがあったり、魚眼レンズを通してみると人の顔に見えるようなインテリアが室内に配置されていたりと、いろいろと楽しめる美術館になっています。
実はこれ、特殊なレンズを通してみたときに、ヒトの顔になるように配置されています。
スペインの植生など
スペインは西ヨーロッパの中でも南に位置している国です。植生も微妙に異なっていて、オランダやドイツにみられたような針葉樹林ではなく、灌木になっています。
また地中海性気候が強いためか乾燥様の大地になっています。日中は当然温暖で、正午過ぎには体感温度は高くなるのですが、それとは別に16時ごろからは西日の日差しが強くなり始めます。
夜はというと21時まで明るいことが多く、夏は観光に多くの時間を使うことができます。
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