今日はジュネーブからリヨンを少し過ぎたところまで走ります。
フランスの街・アヌシー
ジュネーブからバルセロナまでだと750kmくらいの距離になり、一日だと到底走りきれないので、バルセロナに向かうハイウェイの途中で車中泊することにします。
まずはジュネーブを出発して、フランス東部の人口5万人の町、アヌシーに向かいます。
このアヌシーという町はヨーロッパで一番透明度が高いと言われているアヌシー湖に隣接している町です。アヌシーは人口5万人の町で、パリからTGVで3時間20分のところに位置してるにも関わらず、すごく活気のある町です。
日本で人口5万人の町というと、大都市圏以外ではどこかさびれた町という印象がありますが決してそんなことはありません。
今日は地方自治体の軍隊のパレードがあるらしく、軍や消防車など人々は道路に整列し、町の人々は道路の両端に待機してパレードが始まる時を待っていました。
パレードが始まると、軍の人々、消防車、白バイ隊などが順に行進していきます。
オートコンブ修道院
アヌシーを後にして、オートコンブ修道院に向かいます。
この修道院は長さ18km、幅3kmとフランスでもっとも大きなブールジェ湖のほとりに、幻想的なたたずまいを見せています。
12世紀にシトー会の修道士によって建てられたもので、清貧な美しさを今も保っています。この修道院は、当時、イタリア、スイスまでまたにかけて一帯を領有していたサヴォワ家とも深い関わりがあるようです。
激動の時代を生き、946年イタリアで共和制の幕開けと共に退位し、イタリア最後の王となったウンベルト2世の墓もここにあります。
オートコンブ修道院では数十分単位で英語、イタリア語、フランス語、ドイツ語いずれかのオーディオガイドを使ったツアーが3ユーロ程度で組まれています。ブールジェ湖と修道院の組み合わせは非常に幻想的なものなのでしょう。
リヨン
修道院をあとにして、2時間ほど走ったところにあるリヨンに向かいます。リヨンは人口45万人ながらローマ時代からの長い繁栄の歴史を持つフランス第2の都市です。
ヨーロッパ有数の商業都市でもあり、世界のグルメ垂涎の美食の町でもあります。リヨンはアルプスに端を発するローヌ川とソーヌ川の合流地点であり、大きな川が隣接して2本も流れています。
リヨンに到着したのは16時をまわった頃だったので、市内のレストラン街などを一周しつつ適当に観光します。さすが45万人の町とはいえど世界的な知名度があるだけの分、ずいぶん活気があるように見えます。
リヨンの適当なレストランに入る
とりあえずレストランに入ろうということで、適当なレストランを探します。
フランスのレストランは前菜、メイン、デザートと簡単なセットメニューがあるレストランも多く、観光地のレストラン街ではこのようなセットメニューが安いコースではだいたい15~20ユーロで注文することができます。
私が注文したのは「サラダ」「サケ」「アイスクリーム」でした。
写真を撮っていなくて掲載できないのが残念なのですが、サラダはボリュームたっぷりで非常においしく頂きました。メインはというと、サケをレモンベースのソースでムニエルしたような料理でした。こちらもおいしく頂けました。ただ他の2人が注文した料理はそれほど口に合うものではなく、完食できなかったようです。デザートは3人ともおいしく頂きました。
私たちが夕食を摂ったレストランは「セットメニューがある」「早い時間帯なのに客が入っている」という観点から選びました。やはり客が多く入っているレストランがおいしい、無難であるというのはある程度説得力があるようです。
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