レンタカーでヨーロッパ周遊旅5(ケルン – アムステルダム郊外)




今日はケルンからオランダの首都アムステルダムまで向かいます。距離にして約270kmです。

ケルン大聖堂

まずはケルンの観光名所、ケルン大聖堂に向かいます。ケルン大聖堂は高さ157mもあり、1248年に着工し、1880年に完成したゴシック建築のカトリック教会です。この大聖堂の外観は確かに荘厳で、ヨーロッパのほかの街にみられる大聖堂と比較すると目を見張るものがありました。

ケルン大聖堂は1.5ユーロ支払えば、塔のほぼ頂上までらせん階段で登ることができるようです。私たちも登ってみることにしました。

150mのビルをらせん階段で登るとなると相当大変であることは想像がつきましたが、予想通り非常に疲れるイベントになりました。

ところが意外にも、おじいちゃんや小さい子供まで塔の頂上付近まで登ってきていて、結構がんばる人もいるものだとは感じました。

頂上から見上げたさらに頂上。手の込んだデザインです。

こちらは大聖堂から見たケルン市街。やはり街を流れるのはライン川です。

ケルン郊外の温泉施設へ

ケルン大聖堂をあとにして、電気屋やレゴショップに寄ったりしながら、次はケルン郊外にある浴場Claudius Thermerに向かいます。

この浴場は2時間で14ユーロと日本人の感覚からすると少し割高な気がしますが、サウナ、マッサージ、レストランなどいろいろと楽しめる施設になっています。

スパが水着着用なのはヨーロッパでは一般的だとして、驚いたことにサウナでは全裸にならなければいけないようで、若い女性たちもサウナの前では人目を気にせず全裸になって、中に入っていきました。

私たちはバスローブやバスタオルを持っていなかったので、サウナには入れませんでしたが(バスローブがなければ更衣室からサウナまで全裸で歩くことになる)浴場だけでも十分楽しめました。

ちなみに浴場といっても日本のように温水ではなく、せいぜい水温は30℃といったところです。平日だというのに老若男女関わらず多くの人が訪れている印象がありました。

一路アムステルダムへ

ケルンを出て、一路アムステルダムに向かいます。

はじめは丘陵地帯が続き、麦を栽培している風景が続くのですが、オランダに向けて走るにつれて、風景がトウモロコシ畑に変わり、そして牛や羊の放牧が目立つようになります。そして遠景に風力発電所が見えるころになると、オランダに入ります。

ハイウェイからでもこんな景色が延々と続きます。

ドイツ国内のハイウェイは制限速度がありませんでしたが、オランダは一応の制限速度が120km/hになっているようです。といっても工事中の箇所や一部の箇所では制限速度が50km/hや100km/hになったりしていて、ずっと120km/hで走れるわけではないのですが。

オランダに入ると、遠景には山々を観ることなく、ずっと平地が続きます。そして牛や羊を放牧している風景が続き、オランダが酪農国であることを実感させてくれます。そしてオランダは風力発電所が多い。

今日の宿はアムステルダムの北、ホールンの南にあるアイセル湖畔にあるホテルだったので、ホテルに向かう際には羊や牛、馬などを数多く目にすることができました。

そして家々はきれいな手入れされた花々に囲まれていて、日本の住宅とは外観などの面で大きく優っている印象を受けました。

これは決してヨーロッパへの憧憬からくる感情ではなくて、まさに古き良きヨーロッパの田舎町のイメージ通りであったからだと思います。

そしてアイセル湖畔と運河の水位を比較してみると、確かに運河の水位のほうが低く、オランダの国土の4/1が海抜0m以下で、水との戦いの歴史であったことを実感できます。










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