ANA211便:羽田 – ロンドン ビジネスクラス搭乗記




先日、羽田空港からロンドンまで、特典航空券でビジネスクラスに搭乗しましたので、その記録をご紹介したいと思います。

羽田空港からいよいよ出発

11月下旬の羽田空港は見事な快晴で、国際線ターミナルから富士山が見えるほどに澄んだ空気でした。Wifiルーターをレンタルして、いざ保安検査、入国審査に向かいます。

保安区域に入った後は、早速ANAのラウンジに向かいます。午前9-10時あたりは欧米便の出発が重なることもあり、ラウンジ内はほとんど満席といった感じでした。

機内に搭乗

さて、いよいよ機内に搭乗します。シートマップ的にビジネスクラスのシートが多く用意されているので、優先登場する際もビジネスクラスであってもかなり列ができますね。

機体はボーイング777-300ER、ビジネスクラスはスタッガード仕様になっています。私は中央に二列の左側の座席を予約していました。

機内に搭乗して着席すると、まずキャビンアテンダントの方が挨拶に来てくれます。本日のフライトは外国人スタッフも2名乗務しているとのこと。

そして航空機が動き出すかどうかのタイミングで、ビジネスクラスの乗客には、ウェルカムドリンクがサーヴされます。トレイの上にはオレンジジュースまたはシャンパンが準備されており、私はせっかくなのでシャンパンを選択しました。

シートの設備

ビジネスクラスのスタッガードシートは、非常に多彩な変化を求めることが可能です。国内線のプレミアムクラスのシートよりも、2−3倍くらいボタンがあります。

離陸・着陸時はシート設備は元の位置に戻さなければなりません。ただし、離陸するときから足を伸ばしていても良いのが、ビジネスの良いところですね。

 

 

ちょうど下側は荷物置き場、上の青い柄のところが足を置くスペースです。

 

 

座席から右側をみます。窓側の乗客の方が見えますね。

 

こちらはテーブル側です。スペースはかなり広いですね。

機内誌や免税関係の本が収納されています。奥には小物を収納するスペースがありますが、席から遠く小さいので、搭乗中に使うことはありませんでした。

 

 

USBポートや電源ポートです。iPhoneをUSBにつなぎましたが、充電はされていませんでした。あくまで接続用なのかもしれません。

 

ななめ右前をみます。こちらは結構何しているか見えますね。

機内食

飛行機が離陸して、ベルト着用サインが消えると、メインの食事がサーブされてきます。CAさんはビジネスクラスの乗客にメニューとドリンクのオーダーを聞いているようでした。私は事前にインターネットで和食のオーダーをしていたので、和食を選択しました。

まずアミューズが供されます。ドリンクは白のオーストラリアワインをオーダーします。

食べ終わると前菜。ちょうど良いタイミングでサーヴされます。

いつもかなり早く食べているので、この写真の分も5分くらいでばくばく食べてしまいます。

そしてメイン。

分量的にはやや多めで、ご飯は残してしまいました。食事は空の上といういろいろな制約がある中で、全体的にはかなりおいしいと言えるかと思います。

ドリンクはこっちのペースで自由にオーダーして全く問題ないみたいです。一通り食事が終わると、デザートがサーブされます。

ちょうどフレンチのワゴンサービスみたいに、CAさんが2種類くらいのデザート持ってきてくれるので、とっていく感じです。私は小さいケーキひとつしかとりませんでしたが、常識ある範囲で何個もとっても問題ない感じでした。

フルフラットシートで眠る

食事が終わると、眠たくなってきたので、シートをフルフラットにして寝床を作成します。

アメニティとして簡易マットレスのようなものが各シートごとに用意されており、それをシートに敷くことによって簡易ベットが完成します。フルフラットで横になれる、まさにこれがビジネスクラスの醍醐味といったところでしょうか。

シートの幅はお世辞にも広いとは言えませんが、身長170cmの私にとっては、シートの長さは全く問題ありません。ちょうと前の座席のテーブルの下に、自分の足を入れて行くような感じになります。公式ページだと、こんな感じでフルフラットになります。

 

ビジネスクラスの他の乗客も、一通り食事が終わり、消灯されると横になって寝ている人が多かったように思います。到着地でのお仕事が控えているとなると、当然なのでしょうか。

横になって数時間眠った後、起きてみるとちょうどロシアの上空でした。機内の照明は暗いままです。

他の乗客たちも、十分睡眠をとったのか、起きてきている人が多かったようです。機内の照明はくらいままですが、みなさん好きなように時間を過ごしているようでした。

映画を見る人、軽食をオーダーする人、まだ眠っている人など。まさにビジネスクラスらしいゆったりした時間が流れるときです。ANAのビジネスクラスでは、最初のミールの後に、下記のメニューで好きなものがオーダーできるようになっています。(ANAの公式ページより)ちなみに9-11月のメニューです。

ゆっくりしていると、機内のどこかしらから「ズルッ、ズルっ」という音が聞こえてくるので、一風堂をオーダーしている乗客が多かったのかもしれません。

CAさんはくらい機内の中を歩き回っていたので、ドリンクや軽食をオーダーするビジネスクラスの乗客は多かったのかもしれません。私は事前にipadからamazonにダウンロードしておいた映画を見ていました。

2回目の食事

航空機がちょうど北欧を抜ける頃になると、2回目の食事の準備が始まります。ロンドン便だと現地時間の13時くらいでしょうか。食事は和食か洋食でワンプレートといった感じです。

ボリューム的にはそうでもないですが、1回目と2回目の食事が8時間くらいでしょうか。途中に軽食をオーダーしすぎると、お腹いっぱいで2回目の食事は食べられなくなってしまうので要注意ですね。

到着前の食事はこんな感じです。エコノミークラスよりは確実に上品です。ドリンクは到着前ということで、コーラを頼みました。

総評

今回ビジネスクラスに特典航空券で搭乗しました。

ビジネスクラスというと、最上級のおもてなし、といったイメージがあったのですが、実際のところはつかず離れず、といったサービスでした。こちらからアクションを起こさなければ、自分の時間を邪魔されることもないので、快適な空の旅となりました。

また、ビジネスクラスというと、エコノミーと勝手が違って、いろいろ戸惑うこともあるのかな、と思っていたのですが、そんなことはありません。流れに身を任せていれば、ゆったりとしたサービスを受けることができるようになっていました。

ビジネスクラスの最高の利点は、やはり足を伸ばすことができて、眠りたい時には、いつでもフルフラットシートで眠ることができるということでしょうか。これによって、到着した時の疲労度が、エコノミーとは段違いとなりました。

2回目の食事を終えると、いよいよロンドンに到着です。ここからはポルトガル航空のビジネスクラスを利用して、リスボンに向かいます。

ルフトハンザ740便:フランクフルト – 関西空港 ビジネスクラス搭乗記

2017年12月3日









関連記事



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です