初心者ランナーがマラソン完走に至るまで




2014年ごろから、時間があれば近くをランニングするようになっていました。

どんどん長い距離を走りたくなる

最初は仕事のストレス発散とか、体力をつけたいという思いで始めて、週に1回走るかどうか、くらいのものでした。

しかしやはり人間と言うのは飽きることなく上を目指していくもので、どんどん長い距離を早く走りたくなってきますね。

一度2016年に10-15キロのレースに出場してからは、マラソンからは遠ざかっていたのですが、2017の春頃にハーフマラソンに出場しました。

ハーフマラソンが意外と楽に完走できる

ハーフマラソンは当然20キロのわけですが、走ってみると意外にも結構楽勝に完走できてしまいました。最後の方は動きに余裕を持ってペースを上げることができたのです。

日々少しでもランニングの習慣があるような人であれば、ハーフマラソンの完走に関してはあまりハードルがないように思います。

フルマラソンに出ることに

そこで妻といろいろ話していると、今度はフルマラソンに出てみようと言うことになりました。あまり期間が離れすぎていてもやる気が続かないだろうと言うことで、2017年の10月にある新潟シティマラソンに出場することにしました。

新潟シティマラソンの特徴は、制限時間が7時間と長く、また参加者も多いため給水などの面でも充実しています。高低差もあまりないため、初心者にはうってつけの大会と言えるでしょう。

フルマラソンを走るためにどのようなトレーニングをすれば良いか、Amazonで評価の高そうな指南書をいくつか読んで準備しました。

マラソンに向けてトレーニングする上での制約

そもそも私たちは平日はかなり忙しいので、ゆったりと長距離を走ることができません。したがって長い距離を走るのは土日のどちらかだけに限定して、平日はストレッチをしたり、少し長い距離を歩いたりだけと言うことにしました。

また、「初心者はトレーニングしすぎて体を痛める」という記述がありましたので、自分のやろうと思っているトレーニングの70%くらいにしておきました。

というのも、私もこれまでロードレースやフルマラソンに向けてトレーニングしてきて、何度も膝が痛くなるのを経験しています。ある時は整形外科でシンスプリントと診断されてしまったこともありました。

実際にやったトレーニング

20kmのハーフマラソンを完走してからは、3ヶ月ほどは長くても7キロ1時間位で走っていました。ただ、さすがにこれじゃあトレーニングの強度が足りないだろうと、2ヶ月前あたりから、10キロ、15キロ、20キロとペース度外視で距離を長くして走るようにしました。

大体1キロ7分とか、7分30秒とかかなりゆっくりしたペースで走っていました。

もちろんその時も仕事が忙しかったので、走る頻度としては週に1回でした。平日に時間があったとしても、5キロくらいを少し早いペースで走るとかその程度でした。

したがって、マラソン直前の月でも、月に走った距離は100kmに届かないくらいだと思います。

大会本番の2週間前からは、体を休め、全く走らないようにしました。代わりにストレッチをしたり、少し長い距離を歩いたりしていました。普段走る頻度が多くなかったので、あまり気になりませんでした。

大会前に走らないのは、疲労を残さないと言うこともありますが、私にとっては精神的な面でのプラスの効果が大きかったように思います。やはり2週間も走っていないと、体が走りたくてうずうずしてくるので、マラソン当日は精神的に高いモチベーションを持って挑むことができました。

食事について

大会の1週間前位からは、炭水化物中心に食事をとるように言われますが、忙しいので、それもあまりできていませんでした。そのかわり食べたいものをたくさん食べるようにしていました。

あと大会前日は、アルコールなどは控えました。アルコールは脱水作用がありますし、個人的な経験でも、アルコールを摂取した翌日は体が重く、足がむくむことがよくありました。

この練習方法でフルマラソンを完走!

このような練習方法で、私はフルマラソンを完走することができました。

さすがに練習では20キロまでしか走っていなかったので、それ以上の距離になってからはかなり辛かったですが、ほとんどのコースで走り続けることができました。

妻も同様のトレーニングをし、フルマラソンにいざ挑みました。妻に聞くところによると、給水以外はずっと走り続けていたと言うことでしたので、週一回20キロのランニングでも十分フルマラソンは完走できるかと思います。

そして私にとってよかったと思うのは、膝が痛くならなかったことでしょうか。

練習の頻度を落としていたためか、膝に疲労が蓄積しておらず、レース中に膝や足首の疼痛を感じることはありませんでした。このこともフルマラソンを完走する上では大きなポイントでした。










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